高知県は、柴田運送（株）と、平成27年9月14日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結したと発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回、柴田運送（株）が行う「林地荒廃第113号 尾殿林地荒廃防止工事」で排出されるCO2排出量の全部をオフセットするため、7t-CO2のクレジットを売買する。同社は、運送業が主体であり、常にアイドリングストップに取り組む等、温室効果ガスを削減する努力を行っており、今回のカーボン・オフセットを通じて、更に環境へ配慮した活動を行うこととしている。なお、同社のオフセット・クレジット購入は初めてとなる。