環境省、(仮称)八幡岳風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2015.10.02
環境省は、青森県で計画されている「(仮称)八幡岳風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成27年10月2日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)が、青森県上北郡七戸町及び十和田市において、最大で総出力30,000kWの風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域には、高瀬川源流を含む流域保全地域等が位置している。また、事業実施想定区域及びその周辺では、ハチクマ等の希少猛禽類等の生息が確認されている。今回の環境大臣意見では、風力発電設備等の配置等の検討に当たって高瀬川源流等から距離を確保すること等により水環境への影響を回避又は低減すること、鳥類に関する調査、予測及び評価を行い風力発電設備等の配置等の検討に反映すること、等を求めている。
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