環境省は、平成27年10月27日にフィリピン・マニラで開催された「第1回日本・フィリピン環境対話」の結果を公表した。平成27年6月に安倍総理とアキノ大統領間で行われた日比首脳会談において共同宣言が採択され、共同宣言付属文書として「戦略的パートナーシップ強化のための行動計画」が作成され、両政府が、廃棄物管理などの環境分野で、知見と経験の共有を推進していくこと等が明記された。今回の環境対話は、同行動計画、及び平成27年8月モルディブにおいて小里前環境副大臣とレオナス フィリピン環境天然資源事務次官とのバイ会談を踏まえ、廃棄物管理をテーマに開催されたもの。フィリピン側から廃棄物対策に係る課題提起がなされるとともに、日本側からは、日本国内の廃棄物対策の経験や政策について説明を行い、引き続き、廃棄物対策に係る両国の協力を進めていくことになったという。