兵庫県、生野ダムで小水力発電事業に着手
発表日:2015.11.11
兵庫県は、再生可能エネルギーの導入を推進するため、生野ダムにおいて小水力発電事業に着手すると発表した。同事業は、同県企業庁(工業用水道事業者)、姫路市水道局(水道事業者)及び朝来市と共同で実施するもので、ダムの放流水を活用しダム管理に必要な電力を発電する。発電出力は約500kW(最大使用水量1.6m3/s、有効落差約38m)で、年間発電量は約2,400MWh(一般家庭約700世帯相当分)となる予定。余剰電力は固定価格買取制度により電力会社に売電し、施設建設費や維持管理費を賄う。なお、発電開始は、平成29年度末を予定している。
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