兵庫県、関西電力、兵庫県森林組合連合会、兵庫みどり公社及び朝来市は、平成28年12月1日から朝来市で、県内の未利用木材などを原料とする木質バイオマス発電事業を開始した。関係5者は、県内の未利用木材を搬出し、燃料チップの製造および発電までを行う一連の事業を行うために、平成25年12月9日に協定を締結し、官民協働で推進する「兵庫モデル」の構築をめざしてきた。今回、営業運転を開始した朝来バイオマス発電所は、発電出力5,600kW（一般家庭約1万世帯分に相当）、燃料として未利用木材を年間約6.3万トン（be材供給センターから全量供給）使用する。