環境省、グリーン購入法におけるコピー用紙の調達基準改定について発表
発表日:2009.02.12
環境省は、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)におけるコピー用紙の調達基準改定について発表した。これは、グリーン購入法に係る特定調達品目及びその判断の基準等の見直しの概要(案)に対するパブリックコメントの結果を参考にとりまとめたもの。今回の改定では、平成20年1月の古紙偽装問題の発覚後、環境に優しいコピー用紙の供給体制が十分整っていない現状を踏まえ、新たに「総合評価指標」を導入。コピー用紙の原料として、引き続き古紙を最優先で利用していく方針は堅持しつつ、森林認証材・間伐材パルプなどの持続可能性を目指した原料の利用割合、紙の白色度や坪量(単位当たりの重量)も含めて評価し、一定以上のポイントに達した製品を適合品とすることとした。なお、新基準に基づく調達開始は平成21年4月1日となる。