鳥取県でカモ類糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2014.11.27
環境省は、鳥取県で採取されたカモ類糞便における鳥インフルエンザ検査状況等を公表した。これは、鳥取大学が、鳥取県鳥取市において、独自に行っている渡り鳥糞便調査(平成26年11月18日に採取)により、カモ類の糞便1検体から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたことを受けたもの。同省では、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、平成26年11月27日に、糞便採取地点の周辺10km圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、監視を強化した。また、同月28日から30日に野鳥緊急調査チームを派遣する予定。なお、全国での対応レベルは、すでに「対応レベル3」として監視を強化しており、引き続き監視を強化するという。