環境省、瀬戸内海における藻場・干潟分布状況調査(東部海域)の結果を公表
発表日:2016.11.25
環境省は、瀬戸内海における藻場・干潟分布状況調査(東部海域)の結果を公表した。同調査は、瀬戸内海の藻場・干潟の保全・再生・創出等の取組の推進のため、平成27年度から29年度の3年間で瀬戸内海全域における藻場・干潟の分布域及び面積を調査するもの。衛星画像の解析及び現地調査の実施により、5mメッシュごとに藻場・干潟の有無を分析するため、既往調査と比較して、より詳細な分布域を抽出することができる。今回調査を行った瀬戸内海東部(紀伊水道、大阪湾、播磨灘、備讃瀬戸(一部除く))では、藻場面積は3,920ヘクタール(東京ドーム約840個分)、干潟面積は1,023ヘクタール(同約220個分)となった。また、一部エリアにおける経年変化の試算の結果、既往調査(平成元~2年)と比較して、今回調査(平成27年)では、藻場面積は約40%、干潟面積は約4%の増加が見られた。今後、瀬戸内海中部・西部海域についても計画的に調査を進め、随時結果を公表していくという。
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