大阪市、市域の帯水層蓄熱ポテンシャル情報マップを公開
発表日:2016.11.22
大阪市は、地図情報サイト「マップナビおおさか」において、帯水層蓄熱情報マップを平成28年11月22日から公開する。帯水層蓄熱とは、再生可能エネルギーのひとつで、地下水を多く含む地層(帯水層)から熱エネルギーを採り出して、建物の冷房・暖房を効率的に行う技術で、省エネルギー、CO2排出削減、ヒートアイランド現象の緩和策として期待されている。大阪市内の帯水層蓄熱ポテンシャル量は、2,800万ギガジュール/年であり、市内の年間エネルギー消費量の約15%に相当する。今回公開したマップは、市域を250mのメッシュで区切り、分布図にしたもので、メッシュ毎に存在する地下水が持つ熱量および熱利用に必要な熱源井戸の導入コストの目安を色で表示している。同市では、現在、地下水の有効利用のあり方を検討するに当たって、大規模な帯水層蓄熱利用の可能性を視野に入れているという。
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