和歌山県、生物多様性の保全活動を支援する事業を創設
発表日:2016.11.24
和歌山県は、里地・里山の生物多様性の保全を図るため、生物多様性の保全活動やその普及啓発活動を応援する事業を創設し、1)「認証制度」および2)「支援事業」の事業者公募を開始した(募集締切:平成28年12月9日)。1)の事業は、他の団体の模範となる先導的な生物多様性の保全活動を5年以上行っている団体を「和歌山県里地・里山環境保全活動団体」として認証する(募集団体数:上限なし)。また、認証団体のうち、他の団体の模範となる生物多様性の保全活動をしている2団体については、50万円/年が補助される。一方、2)の事業は、団体が提案する生物多様性の保全活動に関する事業を選定・支援するもので、選定された団体には、県が学識経験者の派遣を行い、3ヶ年の計画策定の支援がなされる(募集団体数:3団体)。また計画の活動期間中は補助事業の対象となり、25万円/年が補助されるという。