和歌山県は、里地・里山環境保全活動の認証団体を決定したと発表した。同県では、里地・里山等の生物多様性の保全を図るため、既に先進的かつ優れた生物多様性の保全活動を行っている団体を「和歌山県里地・里山環境保全活動団体」として認証する制度を平成28年度に創設した。今回、応募があった4件について選定した結果、以下の2団体を認証した。1）NPO法人自然回復を試みる会・ビオトープ孟子：海南市孟子不動谷、2）玉川峡を守る会：玉川峡（紀伊丹生川）流域、九度山町北又地区、橋本市南宿地区。認証した2団体には、生物多様性の保全活動をより推進するため、平成28年度から平成30年度にかけて最大で年間50万円の補助が行われるという。