日本特殊陶業、セラミックス量産技術を活かした燃料電池・ガスタービン複合発電の実証を開始
発表日:2017.04.03
日本特殊陶業(株)は、円筒形の固体酸化物形燃料電池(SOFC)とマイクロガスタービンを組み合わせた加圧型複合発電システムの実証を開始した。この取組は、2017年市場投入を目指した新エネルギー・産業総合開発機構(NEDO)の実用化開発プロジェクトのひとつ。今回採用した円筒形SOFCは、同社が三菱日立パワーシステムズ(株)と開発を進めてきたもので、SOFCの円筒セルスタックの生産体制の構築に関して、同社はセラミックス量産技術のノウハウを提供している。日本特殊陶業の小牧工場内(愛知県小牧市)に、定格発電出力250kW級の試験システム(都市ガス13A使用)を設置し、システムの運用効率や運転性、耐久性などの検証を行い、コスト低減等の課題を探るという。
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