環境省は、産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況等を公表した。同省では、産業廃棄物行政を推進する上での基礎資料を得るため、産業廃棄物処理施設の設置等に関する状況を調査している。今回、平成26年度実績を取りまとめた。主な内容は以下のとおり。1）産業廃棄物処理施設の設置状況は、中間処理施設数が18,680件（対前年11件減）、最終処分場数が1,827件（同53件減）であった。2）産業廃棄物処理業の許可の状況は、産業廃棄物処理業が198,648件（同3,227件減）、特別管理産業廃棄物処理業が20,056件（同568件減）であった。3）産業廃棄物の最終処分場の残存容量等は、最終処分場の残存容量が16,604万m3（同576万m3減）で、最終処分場の残余年数は16.0年（同1.3年増）であった。