環境省、平成28年度海洋環境モニタリング調査結果を公表
発表日:2017.04.28
環境省は、平成28年度海洋環境モニタリング調査結果を公表した。同調査は、日本周辺海域における水質・底質・海洋生物(生体濃度)の状況、生物群集、プラスチック類等について調査し、海洋環境の状況を把握することを目的としたもので、日本周辺の海域を8年程度で一巡する計画となっている。平成28年度は陸域起源の汚染を対象とした調査として、1)日本海北部のH測線:底質調査、生物群集調査、プラスチック類等調査、2)親潮域・黒潮域・東シナ海域・日本海域の4海域:海洋生物(生体濃度)調査を行った。その結果、底質調査について、一部の測点で過去の結果と比較すると高い値が検出されたが、全体としては、過去の調査結果と概ね同程度の値であった。同省では今後も引き続き、定期的な監視を行っていくという。
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