三浦工業、業務・産業用燃料電池システムの市場投入を開始
発表日:2017.08.07
三浦工業(株)は、「業務用4.2kW固体酸化物形燃料電池(SOFC)システム」の販売を、2017年10月から開始すると発表した。同システムは、2012年度から同社が住友精密工業(株)と共同開発を始め、2013年度からは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて、東京ガス(株)、大阪ガス(株)、東邦ガス(株)とともに、性能評価を行ってきたもの。飲食店舗、福祉施設、スポーツ施設等の実負荷サイトに設置し、実証運転を行った結果、発電効率48%・総合効率90%が確認されている。2017年度は限られた台数の販売となるものの、SOFC市場の拡大、2025年の普及期を見込んで、引き続き販売拡大を進めるという。
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