環境省、(仮称)北海道(道南地区)ウィンドファーム敷島内に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2017.08.24
環境省は、北海道で実施予定の「(仮称)北海道(道南地区)ウィンドファーム敷島内計画段階環境配慮書」について、平成29年8月24日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、三浦電機(株)が、北海道岩内町において、最大で総出力30,000kW(2,000~3,800kW×8~15基)の風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域及び周辺には、ニセコ積丹小樽海岸国定公園などが存在し、自然環境の保全上重要な地域である。また、同区域の近隣では、オジロワシ等の生息や、複数の住居等が存在している。今回の環境大臣意見では、風力発電設備等の配置等を検討するに当たり、1)風力発電設備等を住居等から離隔すること等により騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2)風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等によるオジロワシ等鳥類への影響を回避又は極力低減すること、3)ニセコ積丹小樽海岸国定公園内の主要な眺望点からの重要な眺望景観への影響を回避又は極力低減すること、等を求めている。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS