三菱電機（株）は、鉄道車両がブレーキをかけた時に発生する「回生エネルギー」の余剰電力を、駅舎内の照明や空調等に供給することができる400V配電可能な小型電源装置を製品化した。今回、交流出力高調波を低減する交流フィルタ機能と昇圧機能を備えた変圧器を新たに設計し、従来の200V出力機と同じ一体型構造・外形で、交流400V、3相、50Hz/60Hzの出力電圧を実現した。屋外（駅のホーム端や線路の脇）にも設置可能で、東京地下鉄（株）（東京メトロ）への導入が予定されているという。