経済産業省は、2009年5月19日（火）、20日（水）に、オーストラリアのゴールドコーストで開催された「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ（APP）第７回政策実施委員会（PIC）」の結果について公表した。APPは、日本・米国・豪州・韓国・中国・インド・カナダの7ヶ国による官民のパートナーシップであり、鉄鋼・セメント・発電等の8つのセクター別のタスクフォースを設置し、温室効果ガスを削減しつつ、経済成長を促すようなクリーンで効率的な技術の開発・普及・移転を目指している。今回、同委員会では、各タスクフォースからの活動状況報告の後、APPの今後の活動について活発な議論が行われ、今年の10月末から11月初めの間に、中国で第3回閣僚会合を開催することが決定した。今後、アジェンダ設定や開催地の決定など、会合に向けた準備を進めていくこととなるという。