環境省、青森六ヶ所北・六ヶ所南・野辺地における風力発電事業(仮称)に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2017.12.22
環境省は、青森県で計画されている「青森六ヶ所北・六ヶ所南・野辺地における風力発電事業(仮称)計画段階環境配慮書」について、平成29年12月22日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、SBエナジー(株)が、青森県上北郡六ヶ所村、上北郡野辺地町、上北郡横浜町及び上北郡東北町(事業実施想定区域面積:約8,680ha)において、最大で総出力64,000kW(2,000kW程度×最大32基)の風力発電所を設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による鳥類への重大な影響を回避するため、適切な調査・予測を行い、専門家等からの助言を踏まえ、影響を評価し、風力発電設備の配置等に反映すること、2)風力発電設備等を住居等から離隔することで、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、3)他事業者との情報交換等に努め、累積的な環境影響について適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、風力発電設備等の配置等を検討すること、等を求めている。
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