環境省、「風力発電立地検討のためのセンシティビティマップ」を公表
発表日:2018.03.27
環境省は、「風力発電立地検討のためのセンシティビティマップ」を公表した。再生可能エネルギーの導入促進と自然環境保全の両立を図るためには、風力発電事業者が事業計画の検討を行う段階から、鳥類に与える影響が大きい区域を認識し、その影響をできる限り回避・低減した上で事業実施区域の選定を行うことが重要である。今回のセンシティビティマップは、鳥類への影響が懸念される区域を示したもの。主に、1)重要種:10種(イヌワシ、チュウヒ、オオヨシゴイ、サンカノゴイ、シマフクロウ、クマタカ、オジロワシ、タンチョウ、オオワシ、コウノトリ)、2)集団飛来地:ラムサール条約登録湿地、国指定鳥獣保護区、モニタリングサイト1000等、3)主要な渡りルート:日中(猛禽類、ガン類、ハクチョウ類等)、夜間(ヒタキ類等の小型鳥類)、の3つのデータで構成される。同マップは、「環境アセスメントデータベース"EADAS(イーダス)"」で閲覧できるという。
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