環境省、浮体式洋上風力発電の低コスト化に資する新造船の概要などを紹介
発表日:2018.05.07
環境省は、浮体式洋上風力発電の設置等において、工程の簡素・効率化に資する新造船の概要などを紹介した。この船は、同省の補助事業「低炭素型洋上風力発電低コスト化・普及促進事業」により、戸田建設(株)と(株)吉田組の共同出資会社が設計・建造したもの。陸上で建造した浮体を岸壁から積込み、海上に浮かべる浜出船(半潜水型スパッド台船)と呼ばれる船舶で、本体寸法:全長110.0 m×型幅43.0 m×型深6.8 m、載貨重量約13,500 t、スパッド(潮位や波浪の影響がない高さまでフロート部を上昇させる4本の脚):全長40.0 m、断面形状1.5 m×1.5 m角型。平成30年度に同船による実証施工が予定されており、従前の大型起重機船等の代替効果などを検証するという。
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