日本郵船（株）は、（社）日本物流団体連合会より、「物流環境大賞」を受賞したと発表した。この制度は、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で2000年に設けられ、今年で第10回目となる。今回、同社は、総発電量40キロワットの太陽光発電システムを搭載した自動車運搬船で、太陽光エネルギーを動力源の一部（全動力の約0.3%相当）にあてる実証実験を開始したこと、また2010年には、エネルギー効率の50%改善を目指す「省エネ自動車運搬船」を開発・発注予定であることが高く評価された。同社は、今後も引き続き地球環境保全や環境技術開発など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っていくという。