国環研、研究情報誌「環境儀」第69号「宇宙と地上から温室効果ガスを捉える-太陽光による高精度観測への挑戦-」を刊行
発表日:2018.07.05
国立環境研究所は、研究情報誌「環境儀」第69号「宇宙と地上から温室効果ガスを捉える-太陽光による高精度観測への挑戦-」を刊行した。同研究所では、地球温暖化の現状把握と対策のために、離れた場所から物質の特徴を把握する「分光リモートセンシング」技術を用いた人工衛星による温室効果ガス観測プロジェクトを、宇宙航空研究開発機構(JAXA)および環境省と進めている。同誌は、2009年に打ち上げられた温室効果ガス観測衛星「いぶき(GOSAT:Greenhouse gases Observing SATellite)」プロジェクトに携わる研究者のインタビュー記事、分光リモートセンシングの高精度化に係る先端研究のあらましや、人工衛星と地上設置FTS観測網による全球規模の観測ネットワークの展開に関する記事など、分光リモートセンシングを巡るさまざまな知見を紹介したものとなっている。
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