環境省、寿都町の風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を公表
発表日:2018.07.06
環境省は、北海道寿都郡寿都町が計画している「(仮称)寿都町風力発電事業」の計画段階環境配慮書に対して、平成30年7月6日付けで経済産業大臣に環境大臣意見を提出した。同事業計画は、同町および黒松内町内の約675 haの区域に、最大で49,000 kW(2,000kW~3,500kW×14基程度)の風力発電所を設置しようとするもの。同町の配慮書について、1)工事計画において、既設の風力発電設備等の全部又は一部の撤去工事の実施に伴う騒音等の影響に関する調査、予測及び評価並びに環境保全措置の検討を適切に実施すること等、2)風力発電設備等を住居等から離隔すること等により、騒音及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、3)バードストライクへの影響等の確認を含む適切な調査、予測及び評価を行い、適切な環境保全措置を講じ、鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
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