全国農業協同組合連合会、イネ原料バイオエタノール混合ガソリンの販売を開始
発表日:2009.07.01
全国農業協同組合連合会(JA全農)は、イネを原料とするバイオエタノール混合ガソリンの販売を、平成21年7月17日(金)から新潟県内の19のガソリンスタンド(JA-SS)で開始すると発表した。JA全農は、平成19年度農林水産省「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」採択を受け、新潟県内において世界で初めて、原料イネの栽培からバイオエタノールの製造およびエタノール混合ガソリンの販売までを一貫して行う事業に取り組んできた。同ガソリンは、新潟で生産された非主食用品種(多収穫イネ)のイネが原料であるため、食料と競合しない。また、バイオエタノール製造のエネルギーの大半も新潟で生産されたイネの籾殻を使用し、残渣も地域で活用する。こうしたエネルギーの地産地消により地域の水田農業振興に寄与するとともに、地域の農地・水・環境を将来にわたり良好に保全することにつながるという。
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