（独）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は、バイオマスエネルギー先導技術研究開発の委託先を決定したと発表した。同事業では、日本独自の新技術を開発し、将来のエネルギーセキュリティーに寄与するという観点から、2015～2030年頃の実用化が期待できる基礎技術の研究開発を実施。将来にわたってバイオマスエネルギーの普及を持続的に展開するために、バイオマス利用に関して中長期的視野に立ち、先進的かつ革新的なシーズ技術の探索及び育成、さらには実用化研究開発へと発展させることを目指す。今回、平成21年4月27日から平成20年5月26日の公募期間中に提案のあった51件から、1）「エネルギー転換技術」枠の研究テーマ6件、2）「エネルギー植物創製」枠の研究テーマ9件、合わせて15件の研究テーマの委託先を決定した。