環境省、平成29年度悪臭防止法施行状況調査の結果を公表
発表日:2019.03.14
環境省は、平成29年度悪臭防止法施行状況調査の結果を公表した。この調査は、全国の都道府県、市及び特別区を通じ、悪臭防止法に基づく各種措置の施行状況等を調査しているもの。平成29年度末現在、同法に基づく規制地域を有する市区町村は1,285市区町村(全国の73.8%)となっており、悪臭苦情の件数は14年連続で減少した(12,025件)。また、規制地域内における立入検査は1,618件、報告の徴収が467件、測定が72件実施されており、規制基準を超えていたものが34件であった。改善勧告は4件行われているが、改善命令は1件行われている。さらに、平成8年に創設された臭気判定士の有資格者については、平成28年度末現在の臭気判定士免状の取得者数が3,270名(前年度3,252名)となったことが報告されている。