大阪府、2017年度の大阪府域における化学物質の排出量等を公表
発表日:2019.03.27
大阪府は、2017年度の大阪府域における化学物質の排出量等を公表した。これは、2016年度にPRTR法及び府条例に基づき事業所から届出のあった2017年度の化学物質の排出量等についてとりまとめたもの。大気や公共用水域等への化学物質の排出量は1万1,300トンで、前年度(約1万1,100トン)と比べると2.4%の増加、2010年度(約1万1,900トン)と比べると4.7%の減少となった。また、光化学スモッグの原因物質である揮発性有機化合物(VOC)の排出量は10,174トンで、排出量全体の89.8%を占めており、前年度と比べると2.5%増加した。同府では今後も、化学物質による環境リスクの低減に向け、市町村と連携し、事業者に化学物質の排出削減の取組みについて指導、助言を行っていくという。
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