環境省、平成30年度里海づくり活動状況調査の結果を公表
発表日:2019.06.28
環境省は、平成30年度里海づくり活動状況調査の結果を公表した。同省では、「里海」づくりの考え方を取り入れた沿岸域の水環境の保全・再生等に関する取組を促進している。今回の調査は、「里海」の考え方が提唱されて20周年になることから、平成22年度、平成26年度に実施した里海づくり活動のアンケート調査に引き続き、近年の活動実態を把握するとともに、活動内容や特徴を整理・分析し、活動を行う団体にとって参考となる事例を収集・展開することで地域における里海づくり活動を促進することを目的とするもの。海に面した39都道府県の環境・水産部局および338の市区町村の合計416箇所を対象に実施した結果、アンケート調査で確認された里海づくり活動事例は291例報告され(平成22年度:122例、平成26年度:216例)、全国各地で行われており、瀬戸内海沿岸等で多い結果となったことがわかったという。