経済産業省は、「災害時における電動車の活用促進に向けたアクションプラン案」の具体的な取組を紹介した。同省は、電動車の普及促進に向けて、自動車メーカー、エネルギー関連企業、電動車のユーザー企業等が参画する「電動車活用社会推進協議会」（会員数：127者）を令和元年7月に立ち上げ、同協議会の下で、同年11月27日に、「電動車活用促進ワーキンググループ」の第一回会合を開催し、災害時における電動車の活用について議論し、「アクションプラン案」を作成している。今後、電動車の給電方法等をわかりやすくまとめた「マニュアル」を作成し、自治体、医療機関、老人福祉施設等に周知・普及するなど速やかにアクションに着手する。さらに、具体的な電動車の活用ニーズや課題を踏まえ、令和元年度末を目途に次年度以降の取組方針や制度的課題を検討する予定という。