山口県と中国電力、蓄電池設備の有効活用に向けた実証試験を開始
発表日:2020.02.27
山口県は、中国電力(株)と連携して、再生可能エネルギーの有効活用に向けた県有施設の蓄電池等を活用した実証試験が開始されると発表した。同実証試験は、県有施設(岩国総合庁舎・県立岩国高等学校)に設置している太陽光発電および蓄電池設備と、中国電力が有する蓄電池を効率的に運用する技術を活用し、施設や地域の防災機能の向上や設備の有効活用につながる取り組みとして実施するもの。実証期間は、2020年3月から2021年3月までで、実証内容は、1)遠隔状態監視による防災機能の維持、2)適度な充放電による蓄電池の長寿命化、3)平常時における蓄電池の遠隔充放電制御による太陽光発電設備の活用促進と電力安定化の両立などとなっている。両者は、同実証試験で得られる知見を活用しながら、地域のさらなる安全・安心につながる取り組みを推進していくという。
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