農林水産省は、平成21年10月22日（木）に、第1回農林水産省地球温暖化対策本部を開催すると発表した。同対策本部は、「2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比25%削減」という地球温暖化対策の中期目標の達成に向け、同省が設置したもの。今後、各局庁の連携を図りつつ、森林等吸収源対策やバイオマスの利活用をはじめとした温室効果ガス排出削減対策等、地球温暖化対策に寄与する農林水産施策を総合的に推進していくという。なお、当面の検討事項は、中期目標達成に向けた温室効果ガス排出削減・吸収源対策の検討・推進と途上国支援の検討・推進等とし、今回第一回会合では、1）地球温暖化問題に関する閣僚委員会、2）農林水産分野における地球温暖化対策の検討項目等、3）気候変動次期枠組み交渉バンコク会合開催結果と今後の対応、の各議題について議論が行われる。