国交省、国際基準(WLTP)に基づく燃費測定の義務化を発表
発表日:2020.04.01
国土交通省は、令和2年4月1日から道路運送車両の保安基準等を改正し、国際基準(WLTP)に基づく燃費・電費測定を義務化したと発表した。今回、より環境性能の優れた自動車の選択を促すため、燃費の測定に関する保安基準(第8条)等について改正を行なった。今回の改正は、令和元年6月の国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)でWLTPの改正が採択されたこと、また、従来JC08モード法での計測も許容されていた電気自動車(EV)の電費(Wh/km)についても、ガソリン乗用車等と同様に、WLTPにより測定を義務付けることを受けて、これらの国際基準に対応するもの。これまで燃料電池自動車(FCV)の燃費計測は義務付けられていなかったが、今後販売されるFCVについては、WLTPによる水素の燃費(km/kg)を新たに義務付ける。今回の改正により、FCVとEVについてもモデル同士の環境性能をWLTPによって比較することが可能となるという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS