JST、SATREPS令和2年度新規採択研究課題を発表
発表日:2020.06.25
(国研)科学技術振興機構(JST)は、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の新規採択研究課題を発表した。SATREPSは、日本の優れた科学技術とODAとの連携により、相手国(開発途上国)と日本の研究機関が国際共同研究を実施する取組(所管省庁等:外務省、JICA、文部科学省、JSTおよび日本医療研究開発機構)。令和2年度の採択研究課題(日本側研究機関、相手国)は、環境・エネルギー分野「アラル海地域における水利用効率と塩害の制御に向けた気候にレジリエントな革新的技術開発(京都大学、ウズベキスタン共和国)」ほか3件、生物資源分野「ナイルの源流エチオピア・タナ湖で過剰繁茂する水草バイオマスの管理手法と有効利用プロセスの確立(創価大学、エチオピア共和国)」ほか2件、防災分野3件、全10件となっている。なお、ナイルの源流エチオピア・タナ湖(後略)は、新たに導入したトップダウン型SATREPS(科学技術外交の推進等において重要な対象地域やテーマを提示して募集・選考)として採択された。相手国関係機関との実務協議の内容や相手国情勢などによっては、新規採択研究課題の取消も含め内容が変更となる可能性もあるため、現時点では「条件付き」での採択となっている。
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