環境省は、平成21年度「オフセット・クレジット（J-VER）創出モデル事業」への応募があった17件の中から、5件を採択したと発表した。同事業は、国内のプロジェクトによって実現された温室効果ガス排出削減・吸収量をカーボン・オフセット用のクレジットとして認証する「オフセット・クレジット（J-VER）制度」を活用したモデル事業で、市場ニーズの高いオフセット・クレジットを創出するプロジェクトのアイデアを募集するもの。今回採択されたのは、1）寒冷地におけるヒートポンプ・外気導入システムの利用、2）電子決済サービスを利用したレシートの発行量削減、3）集中監視システム導入によるLPガスボンベの配送効率化、4）高効率照明器具と反射板等の導入、5）リネンサプライ工場における高効率アイロン装備の導入、の計5種類のプロジェクト。