J&T環境など、駅ビルの食品廃棄物を活用するバイオガス発電事業を東北で立上げ
発表日:2020.07.21
J&T環境(株)など4社は、JR仙台駅のテナントなどで発生する食品廃棄物をメタンガス化し、バイオガス発電を行う新会社を設立した。J&T環境(株)はJFEエンジニアリング(株)の子会社で、廃棄物処理や食品リサイクルのノウハウや、仙台市内におけるプラスチックリサイクル事業等の実績を有している。新会社には同社のほか、仙台駅で駅ビル・エキナカ・ホテル事業などを展開する東日本旅客鉄道(株)と関連会社の東北鉄道運輸(株)、バイオガスに関する知見を有する東京ガス(株)が出資した。仙台市宮城野区内に本社を設置するとともに、東日本大震災で甚大な被害を受けた地区(蒲生北部被災市街地復興土地区画整理事業施行地区内)において、1日最大40 t/日の食品廃棄物を受け入れ、メタン発酵・メタンガス発電を行う施設の建設を進める。2022年春の営業開始を予定しており、発電出力は780 kW、年間想定発電量は約6,500 MWh(一般家庭の約1,500世帯分)を見込んでいる。
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