JICA、スーダンの廃棄物管理能力向上に向けた支援内容を紹介
発表日:2021.03.15
(独)国際協力機構(JICA)は、スーダン共和国政府との間で、「きれいな街のための廃棄物管理機材改善計画」を対象として12億4,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(G/A)を締結した。スーダンでは人口増加に伴い廃棄物発生量が増大しており、廃棄物収集を行う資機材や行政官の経験・能力の不足などの理由から廃棄物の収集・処理能力が発生量に追い付いておらず、不法投棄や不適切な焼却による衛生環境悪化・健康被害が懸念されている。今回、首都のあるハルツーム州ほか2州(4郡)を対象として、収集運搬・最終処分場運営・車両整備等に係る機材の調達と、詳細設計・入札補助・調達監理等に係るコンサルティングサービスを支援する。対象地域の衛生環境の改善が期待され、SDGsのうちゴール11(住み続けられるまちづくりを)に貢献するという。
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