環境省、北海道東部「厚岸霧多布昆布森国定公園」を国定公園に指定
発表日:2021.03.26
環境省は、北海道東部の太平洋側に位置し、波浪の作用によって形成される「海食崖(かいしょくがい)」が連続した岩石海岸や希少な水鳥繁殖地となっている湿地を含む「厚岸霧多布昆布森(あっけしきりたっぷこんぶもり)国定公園」を新たに国定公園に指定すると発表した。これは、令和3年2月4日付けで中央環境審議会の答申を受けた、厚岸霧多布昆布森国定公園の新規指定について官報告示の日を公表したもので、令和3年3月30日に自然公園法(昭和32年法律第161号)に基づき、新たに指定された。今回の告示により、霧多布湿原および別寒辺牛湿原(べかんべうししつげん)一帯、厚岸湖などの海跡湖、大黒島(だいこくじま)などの海食崖やその周辺海域等を新たに国定公園に指定することになる。国定公園の指定は令和2年3月の中央アルプス国定公園(長野県)に続き、58カ所目であるという。
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