多摩動物公園、ニホンコウノトリの受け入れを発表
発表日:2021.06.21
多摩動物公園(運営:(公財)東京動物園協会、所在地:日野市)は、令和3年6月29日に「ニホンコウノトリ(学名:Ciconia boyciana)」1羽を愛媛県立とべ動物園(伊予郡砥部町)から受け入れると発表した。同種は、明治時代以前には日本でも普通に見られた鳥だが、乱獲や農薬など環境の変化により野生のものは日本から姿を消して、その後、飼育下での繁殖が進められていた。平成17年から兵庫県で放鳥が開始され、平成19年には野外で43年ぶりにヒナが巣立ち、野外での繁殖が確認された。今回の受入個体(メス)は、兵庫県豊岡市内に設置された人工巣塔「水上(むながい)巣塔」で孵化し、令和元年6月23日に巣立っていた個体。令和元年9月25日に愛媛県松山市内で左翼骨折のため、愛媛県立とべ動物園で保護されていた(国内血統登録番号:J0244)。ケガで野生復帰ができないため、(公社)日本動物園水族館協会の生物多様性委員会ニホンコウノトリ繁殖計画に従い多摩動物公園は、この個体を受け入れる。同園では54羽(オス26、メス26、不明2)のニホンコウノトリの飼育を行っており(令和3年6月21日現在)、コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネルの一員として、遺伝的に健全な野外個体群および飼育下個体群の維持をめざし取り組んでいるという。
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