中央アルプスへライチョウ22羽の放鳥を決定 環境省
発表日:2022.08.08
環境省では、令和4年度動物園から中央アルプスへのライチョウの野生復帰予定を決定した。同省では、中央アルプスにおいてライチョウ個体群復活事業を進めている。今回、那須どうぶつ王国及び長野市茶臼山動物園で繁殖したライチョウ計22羽(雄成鳥1羽、雌成鳥5羽、雛16羽)を中央アルプスに野生復帰させることが決まった。移送は8月10日を予定しており、当日の天候などにより11日以降に順延する場合がある。野生復帰させた個体は中央アルプス駒ヶ岳周辺で1週間程度ケージ保護を行い、個体の状況を見ながら順次放鳥していく予定となっている。なお、中央アルプスで6月27日から実施していたケージ保護事業について、7家族計40羽の雛を保護し、7月27日までに合計35羽の雛を放鳥したという。
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