出雲市、JFEエンジなどと新電力設立へ・連携協定を締結
発表日:2021.07.02
出雲市は、JFEエンジニアリング(株)(以下、JFEエンジ)、(株)エネルギア・ソリューション・アンド・サービス(以下、ESS)および(株)山陰合同銀行と「出雲市地域新電力事業に関する連携協定」を締結した。地域内の発電電力を活用し地域内の公共施設などに電力を供給する小売電気事業(地域新電力)が各地で設立され、なかでも自治体が出資する「自治体新電力」も増加している。出雲市は、2021年7月2日に連携協定を締結し、同19日に官民連携による地域新電力会社「いずも縁結び電力株式会社」を設立し、11月から市内公共施設への電力供給を開始する予定であると発表した。いずも縁結び電力(株)は、出雲市が10%、JFEエンジ(80%)、ESS(5%)、山陰合同銀行(5%)出資し、再生可能エネルギーによる電力供給事業等を行う。新会社のロゴには、「電力」をイメージしやすい電球と出雲の「縁結び」をイメージさせる水引をモチーフにした。新会社に出資する4者は、SDGsの目標実現に向けて、再生可能エネルギーの地産地消による地球温暖化への具体的な対策とともに、地域経済の発展と地域社会の持続性向上に貢献していくという。
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