ファミマ、減プラ・軽量化フォークの導入を開始
発表日:2022.01.11
(株)ファミリーマートは、持ち手部分に穴を開け、プラスチック使用量を削減したフォークの導入を開始する。同社は、「ファミマecoビジョン2050(2020年2月策定)」の一環として、環境配慮型素材の使用割合を高めるなどプラスチック対策の諸施策を推進している。これまで、100%植物由来の原料を使用した生分解性ストローや木製マドラーの導入をはじめ、海洋プラスチックごみをアップサイクルした買い物かごの導入などにも取り組んできた。弁当やスープの販売時に提供しているスプーンについては、2021年5月上旬から軽量化スプーンへの切り替えを進めている。今回、フォークにも同様のデザインを採用し、2022年1月25日から関東・東海・甲信地方8,700店舗での取り扱いを開始する。単体のプラスチック使用量が約8%削減される。軽量化スプーンと軽量化フォークを順次、導入拡大することで、年間合計で約87トンのプラスチック使用量を削減できる(同社試算値)。一方、レジ袋有料化の前後で、店頭におけるレジ袋の辞退率は30%から77%に伸長した(約23億枚分相当)。軽量化フォークの導入に併せ、「プラスチック削減のために、レジ袋は大切に使ってね」のメッセージを印字し、デザインや色を刷新したレジ袋の取り扱いも開始する(数量限定)。