環境省、ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業(令和3年度)を実施
発表日:2021.05.25
環境省は、令和3年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業を実施すると発表した。同事業は、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(平成21年法律第82号)」等に基づく、海洋ごみ対策をより一層進めていくために、自治体と企業等の連携による海洋ごみ対策に対し、ノウハウを持つ有識者の派遣等を通して事業プランの作成、連携体制の構築、効果・課題の検証等をおこなうもの。今年度の事業は、1)大阪府:ごみ拾い×ストレッチなどの運動メニューの開発・普及など、2)兵庫県:生分解性プラスチックの理解促進と代替素材としての活用促進、3)山口県:海洋プラスチックごみを原料に、リサイクル買物かごを製作するアップサイクルを活用した普及啓発、4)和歌山市:ナッジ理論を活用した観光客を巻き込んだ海洋ごみ対策の仕掛けづくり、5)真庭市:ワンウェイプラスチックの使用抑制による、内陸部における海洋プラスチックごみ対策など、5自治体で実施するという。