埼玉県戸田市と（株）ユーグレナは、環境や健康づくりなど8つの分野に関して協力して取り組むとして、包括連携協定を締結した。ユーグレナが自治体と包括連携協定を締結するのは、全国初。戸田市は、社会的課題の解決と持続可能な地域づくりを目指し、様々な分野において双方の特性や資源を生かし協力し合う、公民連携に積極的に取り組んでいる。一方、ユーグレナ社は、「Sustainability First（サステナビリティ・ファースト）」を掲げ、サステナビリティを軸に事業を展開する。2021年6月には、ミシュラン・ガイド東京で3年連続1つ星を獲得した代々木上原のレストラン「sio」のオーナーシェフが、ユーグレナ社のコーポレートシェフに就任し、新商品やレシピ開発などに取り組むプロジェクトも展開している。今回の協定は、同シェフが戸田市出身で、「とだPR大使」としても活動していることから実現した。ユーグレナ社商品による健康サポートや、市内の子どもたちに向けた科学教室開催、ユーグレナ社製品製造時の残渣を再利用した肥料を市民農園で活用するなど、持続可能な社会を目指して共に取り組むという。