福岡市、アマモ場が吸収したCO2「クレジット化」の取組を紹介
発表日:2022.03.24
福岡市は、博多湾のアマモ場などの藻場が削減した二酸化炭素量をクレジット化した「博多湾ブルーカーボン・クレジット」を販売しており、令和3年度の実績を紹介した。アマモは、北半球の温帯から亜寒帯にかけて浅い沿岸砂泥地に自生する海草の一種。福岡市では、豊かな自然に恵まれた博多湾や博多港が、持続的に発展していくよう「港湾活動」と「環境の質の向上」の好循環の仕組みを推進しており、平成30年5月に博多湾NEXT会議を設立し、アマモ場づくりを中心とした博多湾の環境保全創造の取組みなどに取組んでいる。このアマモ場などの藻場が吸収・固定した二酸化炭素量を、同市はクレジット化して、企業等に販売している。令和3年度は48.5 t-CO2を個人や団体などへ販売した。販売収益の42万6,800円はアマモ場づくり活動をはじめ、博多湾の環境保全創造の取組に活用するという。
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