環境省、汚染状況重点調査地域(田村市・本宮市・桑折町)の指定を解除
発表日:2022.03.31
環境省は、放射性物質汚染対処特措法に基づき、汚染状況重点調査地域と指定されていた福島県田村市、本宮市、桑折町の3市町について、令和4年3月31日付けで指定を解除すると発表した。放射性物質汚染対処特措法では、環境大臣は、その地域内の事故由来放射性物質による環境の汚染の状況について重点的に調査測定をすることが必要な地域を汚染状況重点調査地域として指定することになっている。今回、汚染状況重点調査地域として指定されていた3市町について、市町全域の平均的な空間線量率が指定解除の要件である毎時0.23マイクロシーベルト未満となっていることから、汚染状況重点調査地域の指定の解除を行うこととなった。これにより、汚染状況重点調査地域として指定されている市町村は、83市町村となる。また、汚染廃棄物対策地域及び除染特別地域の区域から、東京電力(株)福島第一原子力発電所から半径二十キロメートル圏内の区域(田村市の区域に限る)を解除した。
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