環境省、国立公園内「太陽光発電施設」の審査に関するガイドラインを施行
発表日:2022.04.04
環境省は、太陽光発電施設の新改増築に係る許可審査について、技術的なガイドラインを取りまとめ、令和4年3月30日に施行した。平成27年には自然公園法施行規則が改正され、国立・国定公園の特別地域内における太陽光発電施設の新築、改築及び増築に係る許可基準が追加されるとともに、国立公園普通地域内における届出を要する工作物の基準が追加されている。しかしながら、規則で規定されている許可基準が定性的で、自然公園担当部局における許可審査が難しい例があったことから、太陽光発電施設の設置に関する許可基準(規則第11条第12項等)の運用の明確化を図ることとし、このガイドラインが取りまとめられた。このガイドラインは、規則第11条に規定する自然公園法の許可基準の細部解釈及び運用方法を定めた「自然公園法の行為の許可基準の細部解釈及び運用方法について」(平成12年8月7日付け環自計第171号・環自国発第040401002号 環境庁自然保護局長通知)を補足する具体的な考え方として取り扱うことになるという。
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