水戸市、独自の地球温暖化対策を紹介
発表日:2022.06.15
水戸市は、同市の「地球温暖化対策」の現状と取組を紹介した。同市は、2020年に、「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの達成のため、公共交通機関や自転車の利用促進、ごみの減量化や節電など日々実践できる取組を通し、環境に負荷をかけないエコな暮らしの実現を目指している。この100年間で世界の平均気温は0.74度、日本の平均気温は1.24度上昇しており、同市の平均気温も1.9度上昇している。地球温暖化により、猛暑日の増加、集中豪雨の頻発、農作物の品質低下、熱中症リスク増加など、様々な影響が顕在化しており、同市においても、令和元年に発生した台風第19号の甚大な被害など、気候変動による影響は顕著である。また、同市では他市と比べ、1人1年あたり二酸化炭素の排出量が多い状況とのこと。同市は市民や事業者から地球温暖化対策に係るアイデアの募集を行うなど、独自の取組を行うと共に、夏の節電要請や、市内の家庭及び事業者等の太陽光発電システムを仮想の「メガソーラーみと発電所」への参加を呼び掛けるなど取組を進めている。加えて、地球温暖化対策実行計画の第2次計画を策定中であるという。
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