香川県、侵略的外来生物がまるわかり 啓発冊子を作成
発表日:2022.06.16
香川県は、同県における外来生物の状況を明らかにした冊子「香川県侵略的外来種リスト~まるわかりナビ~」を作成した。侵略的外来種リストを改訂し、特定外来生物を22種(2021年度版から1種増)、侵略的外来種を185種(同33種増)、分類ごとに侵入状況や被害状況を分かりやすく掲載している。香川県で確認された侵略的外来種は、植物(148種)、哺乳類(8種)、鳥類(6種)、爬虫類(3種)、両生類(1種)、魚類(7種)の他、昆虫、陸生の節足動物、無脊椎動物などで、うち22種が特定外来生物の指定種になっている。2012年に四国で初確認されたビワキジラミは、四国から本州へエリアを広げている。ヌートリアやアライグマ、スクミリンゴガイなど影響が懸念される。また、在来生物や生態系に与える影響が大きいアメリカザリガニを、駆除と村おこしの目的で活用する事例も紹介している。
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