スタバ、アイスビバレッジのリッドなし提供を全国に拡大
発表日:2022.06.09
スターバックス コーヒー ジャパン(株)は、店内のアイスビバレッジをリッド(蓋)なしで提供する取り組みを拡大する。スターバックス(グローバルおよび日本)は、「リソースポジティブカンパニーの実現」にコミットし、2030年までに廃棄物を50%削減するという目標を掲げている。日本では、FSC認証紙ストローの段階的な導入(2020年1月~)、ペーパーカップやストロー不要リッドの提供(2021年2月~)を進め、店舗やサービスの環境負荷低減実証などにも取り組んでいる(於:2021年11月オープン・皇居外苑 和田倉噴水公園店)。「アイスビバレッジのリッドなし提供」は、プラスチック素材や使い捨て資材の削減に向けて、2022年4月から東京・神奈川・大阪などの店舗(計113店舗)に導入した新たな取り組み。先行導入した店舗では、店内利用客の約半数がリッドなし提供を選択した。マグやグラスでの提供を選択する顧客が増えるといった波及効果も見い出されている。「すぐに飲むため、ふたは不要で、ごみを減らせる簡単なアクションと感じた」といったポジティブな評価コメントが寄せられているという。他方、スタッフが店舗から出るプラスチック資材の量が減ったことを実感できる機会も創出されている。リッドなしの提案、導入背景の理解、協力への謝意等を通じて、円滑なコミュニケーションが図られ、スタッフ側の意識向上にも役立っているという。全国の約1,700店舗に取り組みの輪を広げることにより、年間約100トンのプラスチック削減効果を見込んでいる。
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